購入前に知っておきたい結婚指輪・婚約指輪のポイント5選

購入前に知っておきたい結婚指輪・婚約指輪のポイント5選

「結婚をするぞ!」と考えると、まず頭の中に結婚指輪と婚約指輪が頭に浮かびます。

しかし、この2つ指輪が具体的にどう違うかわからない方も多いはず。

そこで今回は、婚約指輪と結婚指輪の違いや歴史、金額の相場をご紹介します。

 

もくじ

 

婚約指輪と結婚指輪の違い

婚約指輪と結婚指輪の歴史

婚約指輪と結婚指輪の金額相場

指輪を購入するときの注意点

まとめ

 

婚約指輪と結婚指輪の違い

 

婚約指輪(エンゲージリング)

 

婚約指輪はプロポーズの際、男性から女性に「結婚を約束したの証」として贈られる指輪のこと。そのため、女性だけがつけるのが一般的とされています。

 

別名エンゲージリングとも呼ばれており、パートナーへの愛情と、結婚への覚悟を表します。結婚指輪とは違い比較的華やかなデザインのものが多く、ほとんどの婚約指輪には「固い絆を結ぶ」という意味があるダイヤモンドがあしらわれています。

 

買ったはいいけれどタンスに眠ってしまうことも多いので、近ごろは婚約指輪と結婚指輪を重ね付けして身につける女性が多くなっている印象。

パートナーと一緒に婚約指輪を選べるのであれば、結婚指輪とペアで組み合わせやすいデザインのものを選ぶと良いでしょう。

 

結婚指輪(マリッジリング)

 

結婚指輪は挙式の際「結婚の証」として、ふたりで交換する指輪のこと。

別名マリッジリングと呼ばれています。男女ともに左手の薬指に着けることで、周囲に既婚者であることを伝える役割も果たしていますね。

 

職種にもよりますが一般的には毎日肌身離さずつけるため、耐久性の高いプラチナや18金を地金に使用したシンプルで飽きの来ないデザインのものが人気です。

 

婚約指輪と結婚指輪の歴史

 

結婚指輪と婚約指輪の歴史は、世界的にみると、なんと1000年以上も前から始まります。

ここでは婚約指輪と結婚指輪、それぞれの歴史に触れていきましょう。

 

婚約指輪

 

婚約指輪の歴史はとても長く、今から約2000年以上も前の古代ローマ時代から始まります。当時の婚約指輪は鉄でできていて、今と同じく男性から女性に贈られていました。

 

世界的にみると歴史の長い婚約指輪ですが、日本で定着したのは高度経済成長期のこと。

ダイヤモンドの販売会社が婚約指輪を大きく宣伝したこともあり、大流行しました。

 

結婚指輪

世界で初めて、結婚式で結婚指輪の交換が行われたのは、9世紀ごろのこと。

当時では花嫁はゴールドの指輪を、花婿は鉄の指輪を左手の薬指につけていました。

 

世界的にみると、結婚指輪の交換の歴史はとても長いのですが、日本での結婚指輪の歴史は、まだ100年ほどと最近始まったばかりのように感じます。

 

婚約指輪と結婚指輪の金額相場

 

婚約指輪は、ダイヤモンドがあしらわれたものが多く、結婚指輪は宝石をあしらわずプラチナやゴールドのみで製作されたものが一般的になっています。

そのため、婚約指輪が結婚指輪よりも平均価格が高いのが特徴です。

 

婚約指輪の平均価格は、約35万7000円。

結婚指輪の平均価格は2つで、約25万1000円。

※データは「ゼクシィ結婚トレンド調査2020/全国推計値」より

 

以前から「婚約指輪は給料の3ヶ月分ほどの金額のものを購入しなさい」と言われていたりもしますよね。

もちろん人生の中の大勝負であるプロポーズなので、しっかりと気持ちを伝えるために高価なの指輪を購入する方も多いです。

しかし金額だけでなく、パートナーが喜んでくれるものが一番。

サプライズもいいですが、趣味がわからない人は一緒に買いに行くのも今流ですね。

 

指輪を注文してからの納期

 

指輪によって、手元に届くまでの納期は異なります。

 

 既製品ですと、在庫があれば即日受け取りができることもありますが、他店から在庫を取り寄せるなら約1週間はかかります。

既製品であっても、サイズ直しや刻印をすると約2週間~1ヶ月程度 。

オーダーメイドで作りますと、手元に届くまでに2〜6ヶ月ほどかかる場合もあります。

 

お店やブランドによって納期は変わるので、「せっかくのプロポーズや結婚式に指輪が間に合わない!」などの事件が起こらないようにあらかじめ確認しておきましょう。

 

指輪のサイズ・号数について

 

指輪を購入するときに最も頭を抱えるのは、彼女の指輪の号数についてです。

女性の平均的な指輪のサイズは8〜10号ですが、指のサイズは人それぞれ。

 

普段から指輪を着ける彼女なら、指輪こっそり借りてお店に測ってもらいに行きましょう。

指輪をつけない恋人の場合は、寝ている間に糸を巻いて測る方法もありますので、ぜひチャレンジしてみてください。

 

もしサイズを間違えてしまった場合でも、ジュエリーショップによっては、少しのサイズ違いを無料で直してくれるお店もあります。

 

サイズやデザインの選択を失敗してしまわないために、プロポーズの際には事前に用意したプロポーズ専用の「仮の指輪(プロポーズリング)」を渡し、プロポーズの後に2人で実際の婚約指輪を購入しに行くという方法もあります。

 

プロポーズリングを貸してくれるサービスも増えていますので、気になる場合はショップに問い合わせてみましょう。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

婚約指輪と結婚指輪には全く違う意味が込められていました。

恋人から愛の言葉とともにダイヤの指輪を手渡されることは、現代でも多くの女性の憧れです。

 

あなたが少しでもプロポーズを考えているなら、見てみるだけでも構いませんので、すぐにでもジュエリーショップに足を運んでみましょう。素敵なプロポーズにするためにも時間に余裕を持った準備をしてくださいね。